うつ病が回復するまでの段階とは | コラム | JIZOカウンセリングルーム | コラム | JIZOカウンセリングルーム | JIZOカウンセリングルーム

うつ病は突然良くなるものではなく、いくつかの段階を経て回復していきます。
状態を理解し、無理なく回復へ向かうためにも、適切に過ごすことが大切です。
この記事では、うつ病が回復するまでの段階について解説します。
▼うつ病が回復するまでの段階
①初期
うつ病の初期には、気分の落ち込みや疲れやすさ・集中力の低下などの症状が現れます。
やる気が出ない・眠れない・食欲不振など、体と心に違和感を覚えることが増えてくる段階です。
この段階では無理をせず、自分の体調の変化に耳を傾けて、早めに休息をとることが大切です。
②急性期
うつ病の症状が最も強く現れる時期で、不安感や気分の落ち込みが強く、何をするのもつらく感じることが多くなります。
無理に活動しようとせず、周囲にサポートを求めたり、しっかり休息を取ったりすることが重要です。
③回復期
急性期を過ぎると、少しずつ気持ちが落ち着いてくることがあります。
この時期は、無理のない範囲で生活リズムを整え、軽い運動をすることも回復に役立ちます。
ただし、調子が良いからといって急に活動量を増やすと疲れを感じやすくなるため、焦らず適度に休むことが大切です。
④安定期
回復が進むと、日常生活を安定して過ごせるようになってきます。
この段階では、社会復帰を考えたり新しいことに挑戦したりすることも可能です。
無理をすると再発のリスクが高まるため、自分の限界を見極めながらバランスを取りましょう。
▼まとめ
うつ病が回復するまでには、初期・急性期・回復期・安定期と段階を経て進んでいきます。
それぞれの時期に適した過ごし方を知り、自分のペースを大切にすることが、回復への近道です。
『JIZOカウンセリングルーム』では、オンラインによるカウンセリングを行っております。
お好きな場所から気軽にご相談いただけますので、ぜひご利用ください。